2008年05月16日

就労ビザの申請で汚職事件!

 今日は、ちょいとローカルなニュースですが、ビザ申請がらみの汚職事件のニュースが目にとまりましたので、紹介しましょう。

 こちらのニュース(別窓)です。

 逮捕された夫婦、連邦職員だったようで具体的にどのようなポジションにいたのかは報道されていませんが、「労働省に提出された就労ビザの申請」ということですので、予想できるのは、「雇用による移民ビザ申請」がらみでしょう。

 H−1BやL−1ビザでアメリカで正規に就労している外国人もそのままアメリカでの就労を続けようとすると、どうしても通らなければならないのが、この雇用による移民ビザ(あるいは永住権)申請です。この申請の第一ステップに労働省が関係しているのですが、その理由は、外国人に永住権を与える前に、同じような能力があるアメリカ人労働者がいるかいないかを確認しているわけです。その手続が複雑で時間がかかるのですが、ここさえ通ってしまえば、第二段階の移民局への手続は通り一遍という感じであることが事件の背景になっているはずです。

 参考までに、第一段階の申請では、会社側がまず「求める人材に要求される学歴・能力」を定義し、そのその定義に従って、労働省の管理下で雇用の募集を行います。どのような方法(メディアを含む)で募集するかについても労働省の管理下にあります。で、応募してきたアメリカ人労働者(永住権所有者でも構いません)の中に、会社側が定義した学歴・能力にマッチした人がいたとすると、申請はそこでオシマイ。会社側は、そのアメリカ人のほうを雇わなければなりません。というのが、第一段階の大まかな仕組みになっています。

 こうした手続きが、第一段階に入ることによって、アメリカ人労働者を守る仕組みになっているわけですね。アメリカの競争社会の一面が、こんなところにも現れているように思います。

 雇用で永住権を目指す皆さん、がんばって下さい。


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moritamamoru at 10:39 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! アメリカビザ全般  | アメリカ移住系ビザ

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